例会

第72回例会

Rotary E-Club of Hokkaido 2500
2015年10月05日~2015年10月12日
期間:月曜12:00〜翌月曜11;59

奉仕の理想

歌の斉唱

会長の時間

只今より、第72回例会を開催いたします。

68回の会長の時間で以下の基準での、仕事の優先順位のお話をしました。
1.急ぎで、重要な仕事
2.急ぎで、重要性の低い仕事
3.急ぎでない重要な仕事
4.急ぎでもなく、重要でもない仕事

結論は、3の『急ぎでない重要な仕事』を最初に持ってくるべきなので、言い方
を変えると、1と2の仕事を極力減らすために、3の仕事にしっかり取り組むこ
とが重要 …というお話をしました。
これを読んだ方の中で、「何を言っているんだ、1の急ぎで、重要な仕事が一番
重要に決まっているでしょう。」と思った方もいたかと思います。

そこで、具体例を
旭川地方(旭川市及び周辺町村)は全国的にも有名な家具産地です。
しかし、15年ほど前に多数の企業が倒産しました。倒産した理由は色々です
が、大きく見ると、「生活様式、消費者のニーズに合わなくなった」のが原因と
思っています。
旭川地方は昔、ハコモノ(タンス・サイドボード)がメインでした。素材にこだ
わった高級家具で、花嫁ダンスとして、大きな3つのタンスがセットでした
(洋、和、洋・和)。
私の家内も結婚した時、地元の高いタンスセットを家内の親が買ってくれ、和ダ
ンスには着物が沢山入っていました。
しかし今、結婚するにあたって着物を沢山持ってくる女性はあまりいないと思い
ます。タンスセットが入る広いマンションも少なく、家を新築する場合、壁に収
納スペースを設置したり、裕福な方は広いクローゼットを作るケースもあると思
います。

 さて、ある家具メーカーに訪問した時の話です。歴史のある、社員もそこそこ
いる大きな会社で、まだ、就任して間もない若い社長です。そこで見たもの…私
は腰が抜けるほど驚きました。社長がフォークリフトで家具を移動していまし
た。そこは、金融機関から融資を受けて作った家具の常設展示場です。常設展示
場が倉庫になっていました。
 
 その若い社長にとって、「家具をフォークリフトで移動する」のは、「1.急
ぎで、重要な仕事」だったのでしょう。しかし、何十人も従業員がいる中で、従
業員にさせればいい仕事です。
 社長の一番重要な仕事は、「3.急ぎでない重要な仕事」=この場合、世の中
の動き、消費者ニーズの変化を感じ取り、製造製品の見直しをすることでした。
 多数の会社は、製造製品を切り替え、難局を乗り越えています。
 この会社はその後、当然の結果として倒産しました。端的に言えば社長の能力
が不足していたということです。
 「3.急ぎでない重要な仕事」を考えるのは、非常に難しいことです。ロータ
リアンとしてこのことを十分に意識して、互いに一流の経営者、幹部を目指し、
自分の会社を発展させたいと思います。

北海道2500ロータリーEクラブ
会長  松田 隆

ロータリーEクラブとは、電子的な手段で会合を開くロータリー・クラブです。

6年に及ぶ試験的プロジェクトを経た後、2010年規定審議会はロータリーEクラブを国際ロータリーの一部とすることを認めました。

2010年7月1日現在、RIには14のEクラブが存在しており、これらすべては試験期間中に創設されたクラブです。

ロータリーEクラブは、すべてのロータリー・クラブと同じ方針に従います。重要な違いは、Eクラブが例会をクラブのウェブサイト上で行うということです。
定められた曜日と時間に例会場に行く代わりに、Eクラブの会員は、一週間のうちのどの曜日や時間にも例会に出席できます。
基本的にはホームページ上でのお互いのコミュニケーションとなりますが、時には会員一同が親睦のために実際に顔を会わしての会合を持つこともあります。

すべてのロータリー・クラブと同様、ロータリーEクラブは毎週例会を開き、地元や海外の地域社会で奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を楽しみます。
また、奉仕に関心を寄せる会員、親睦の機会、充実した指導者構造など、効果的なクラブとしての重要要素も従来のクラブと同じです。

2004年~2010年までの試験期間中、Eクラブは355の社会奉仕プロジェクト、106の国際奉仕プロジェクト、55の職業奉仕プロジェクト、70の青少年奉仕プロジェクトを実施しました。
さらにEクラブは、ロータリー財団に150,000万米ドル以上を寄付し、これにはロータリーの2億ドルのチャレンジへの寄付、約21,500ドルも含まれています。


Eクラブの例会は、独自のウェブサイト上で開かれます。
正式な例会時間に、クラブのウェブマスター(ウェブ担当者)またはクラブ幹事が例会ディスカッションの資料を掲載するものとされていますが、会員は、その週のうち、自分に都合のよい時間にサイトを訪れることができます。

Eクラブの会員は、特定の主題やそのほかクラブに関する事柄について、チャットルーム機能やそのほかの方法で話し合うことができます。
Eクラブ会員のプライバシーを尊重するため、例会の一部内容や会員のデータは、一般の閲覧者には見られないよう保護されています。

すべてのロータリーEクラブは毎週の例会をはじめ、クラブの業務や運営をオンラインで行いますが、中には、奉仕プロジェクトや半期・四半期に1度の夕食会、RI国際大会など、年度中、さまざまな機会に直接顔を合わせることもあります。


出席報告

(10月30日 14:22現在)
出席報告 会員総数 出席義務会員数 出席義務出席数 出席免除会員数 出席免除出席数 出席率
10月05日~10月12日 20 20 15 0 0 75.00%
09月28日~10月05日 19 19 17 0 0 89.47%
09月14日~09月21日 19 19 15 0 0 78.95%
(注)上表のうち青色部は修正済み出席報告です。

幹事報告

初めて旭川以外で実施いたしましたオリエンテーションに、多数の方に参加していただきありがとうございました。年に1度くらいは旭川以外の地域で開催できればと思います。


【卓話の担当について】 
第73回例会(10月19日開催)は、湯浅委員長お願いいたします。締め切りは10月12日です。
第74回例会(10月26日開催)は、幹事が担当させていただきます。締め切りは10月19日です。
第75回例会(11月 2日開催)は、豊田委員長お願いいたします。締め切りは10月26日です。


【その他】
・ 10月12日は休会となります。
・ 10月16日、17日と旭川においてRI2500地区2015-16年度地区大会が開催されます。


幹事  東堂 賢功


親睦・ニコニコボックス委員会

ニコニコボックスは、会員がご自身の喜び事、祝い事、お礼、近況報告、些細な失敗などを面白おかしく披露するとともに、会員が自発的に善意を拠金にて表現するものです。
集まった善意はクラブの奉仕活動の基金として活用させていただきます。

■Happy Birthday!!

10月9日  豊田さん

10月14日 湯浅さん

10月20日 渡邉さん

10月25日 熊谷さん

お誕生日おめでとうございます!


■10月3日
オリエンテーションにて、10月誕生日を迎える会員をお祝いするとともに、北見の地での再会を祝って大塚会員、渡邉会員、下村会員、高橋会員、東堂会員、湯浅会員、梅井会員、鳥海会員、澤田会員、布子会員より頂きました!
ありがとうございました!!

(順不同)


■10月9日
オリエンテーションでの再会と100%出席記念品の御礼と共に、花田会員より頂きました!
ありがとうございました!!


親睦・ニコニコボックス委員長  布子 克敏

北海道2500ロータリーEクラブへのご入会の誘い

ロータリー・クラブとは、奉仕の志を持つ者の集いであり、世界平和を願う国際的な組織です。
ロータリー・クラブは原則一人一業種で選ばれた良質の職業人が、毎週一回定例の会合に集い、例会を通じて奉仕の心を育み、自らの職業倫理を高め、その心を持って職場や地域社会・国際社会で奉仕活動の実践をすることにあります。

しかし、実際には昨今の慌ただしい経済環境下において、毎週の決まった日時にロータリーの例会場へ足を運ぶことが時間的にも物理的にも難しい方がおられます。
これらの問題の解決のために、国際ロータリーが正式に承認したインターネットによるロータリー・クラブ(以下、Eクラブ)を、国際ロータリー第2500地区(北海道東部)において設立したのが我が「北海道2500ロータリーEクラブ」です。

柔軟で革新的な視野のもと、ともに奉仕のこころを学び、奉仕の実践と感動の機会を体験していただける「北海道2500ロータリーEクラブ」へのご入会をお誘い申し上げます。

米山月間によせて

2015-16年度国際ロータリー第2500地区
米山記念奨学会運営委員会
委員長 小滝達也(旭川RC)

 
 北海道2500ロータリーEクラブの皆さま、今年度国際ロータリー第2500地区米山奨学会運営委員会 委員長で、旭川ロータリークラブの小滝達也(職業分類:畜産業)です。
この度は、例会の卓話の機会をいただき感謝申し上げます。

【米山記念奨学事業とは】
1952年、日本のロータリークラブ創立者 米山梅吉翁の功績を偲び、東京ロータリークラブが海外から優秀な学生を招き勉学を支援し、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために、国際親善と世界平和に寄与する「米山募金」から始まったのが米山奨学会です。※1
この事業は、わずか5年間で日本全国のロータリークラブの共同事業と発展しました。
その後、1967年、文部省を主務官庁とする(財)ロータリー米山記念奨学会として設立され、国際ロータリーから認証を受けた日本のロータリー独自の他地区合同奉仕活動です。
今や全国10万人のロータリアンからの支援を浄財として奨学金を支援する民間最大の奨学財団になりました。※2
※1『ロータリー米山記念奨学会史より』
「将来の日本の生きる道は平和しかない。その平和日本を世界に理解させるためには、アジアの国々から一人でも多くの留学生を日本に迎え入れて、平和日本を肌で感じてもらうしかない。それこそ、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないだろうか」
(注:今現在はアジアに限っていません。)
※2 米山記念奨学事業豆辞典より
年間の奨学生採用数は約700人、事業費は12億円以上と外国人留学生を対象とした民間の奨学金では国内最大規模です。これまでに支援した奨学生は、累計で18,648人(2015年7月現在)。その出身国は、世界123の国と地域に及びます。

【米山記念事業最大の特徴】
米山奨学制度は規模の大きさだけではなく、最大の特徴としてカンセラー制度と世話クラブ制度があります。
カウンセラーは寄付金に託すロータリアンの気持ちを汲み、奨学生を心に懸けて大切に思い、親日家や知日家にする大切な役割を担って頂いています。
世話クラブは、普通の留学生では決して体験する事の出来ない日本での特別な待遇と思い出深い経験になります。

【今年度2500地区の現状】
 今年度2500地区の奨学生は、継続奨学生3名(旭川1名、帯広1名、北見1名)、新規奨学生5名(旭川2名、帯広1名、稚内1名、北見1名)合計8名です。
当地区は、奨学生が少なく広域なため、世話クラブに加えて世話子クラブ等、より多くのロータリアンと奨学生が交流出来るよう努力をしています。
今後、Eクラブの皆さまにも子クラブのお願いをさせていただきますが、その際には積極的に交流をしていただければと思います。

【カウンセラー及び奨学生】
①山本倫生(旭川) ロイ・ニタイ・チャンドラ(バングラディッシュ)旭医大(博)
子クラブ 富良野RC
②前田康仁(旭川西)劉童霏(中国)旭医大(博)
子クラブ 美瑛RC
③大貫亮介(旭川北)孟玲童(中国)旭医大(博)
子クラブ 旭川モーニングRC
④大和田三朗(帯広)呉孟勲(台湾)帯畜大
子クラブ 帯広ローターアクトクラブ
⑤柳沢一元(帯広西)李卓(中国)帯畜大(修)
子クラブ 帯広北クラブ
⑥田巻一総(北見東)姚文明(中国)北見工大(修)
子クラブ 美幌RC
⑦宮田吉雄(北見西)覃黄毅(中国)北見工大
子クラブ 北見クラブ
⑧菅原清治(稚内)シャルマ・ナラヤン(ネパール)稚内北星大
子クラブ 稚内南RC
※継続奨学生は②④⑥の学生です。

【米山記念事業の目的】
米山奨学事業は、ロータリーの理想とする国際理解と相互理解に努め、国際親善と交流を深めるために優秀な留学生を支援し、世界平和の創造と維持に貢献することを目的としています。
最後に目的を、述べるのも変な話ですが、目的を最初に書くと読む気がしなくなると思い最後の締めとさせていただきました。


今後、北海道2500ロータリーEクラブ会員みな様には、お世話になる事が多々あろうかとおもいますが、米山記念奨学制度になお一層のご理解とご協力をお願いするところです。
これからも、よろしくお願いいたします。

【参考資料】
公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会ホームページ
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/