例会

第480回例会(2025-26年度第12回例会)

Rotary E-Club of Hokkaido 2500
2025年10月27日~2025年11月03日
期間:月曜12:00〜翌月曜11;59

奉仕の理想

歌の斉唱

会長の時間

会長の時間

会長を務めます徳島義人です。

先週24日25日に、RI2500地区の地区大会が開催されました。
参加された会員の皆様たいへんお疲れさまでした。
2500地区には合計64クラブ、2200名を超えるロータリアンがおりますが
その中の半数を超える多くの方が今年の開催地である釧路に集まりました。
以前にも触れましたが、2500地区は、北海道の斜め半分の東側で分かれており
その面積はおよそ九州1つ分です。その距離を様々な交通手段を用いて釧路に
集いました。僕の住む旭川からは車で4~5時間前後かかります。稚内などの方は
450km前後の距離を移動します。およそ車で、東京から京都の移動距離です。
また、1000人を超える方が釧路に集まりますので、今回の大会の
経済的な効果は計り知れないものであり、地域経済の活性化に
大きく寄与したことは間違いありません。会場周辺の飲食店や宿泊施設、
交通機関など、多方面にわたる経済活動が活発化し、地域の皆様にとっても
大きな経済効果があったことと感じております。さらに、大会プログラムも非常に
充実した内容で、多彩なセッションや交流会、表彰式など、多くの参加者が
良い時間を過ごせたと思います。僕自身もIFMRの親睦活動で仲良くなった他地区の
方々にも久々にお会いし近況報告や来年の話など充実した時間だったりと、
たいへん良い経験をさせていただきました。ロータリーの友情に感謝いたします。
なお、調整の都合によりご参加いただけなかったEクラブ会員の皆様には、
次回フォーラムやHPにてご報告させていただきます。
少々お待ちいただきますようお願いいたします。


会長 徳島 義人

ニコニコはウェブサイトからもできます。
フォーラム欠席の方はこちらからもできます。

9月19日 札幌移動例会にて

梅井さん 「移動例会楽しみました」
東堂さん 「鳥海さんありがとうございます」
中嶋さん 「鳥海さんお久しぶりです」
鳥海さん 「久々に皆さんにお会いできて嬉しかったです」
菅野さん 「鳥海さんありがとうございました。会えてうれしかったです。LOVE(笑)」
中村さん 「疲労困ぱいです」
吉本さん 「鳥海さんありがとうございます」
渡邉さん 「」
徳島  「鳥海さんありがとうございます」




出席報告

(11月01日 19:25現在)
出席報告 会員総数 出席義務会員数 出席義務出席数 出席免除会員数 出席免除出席数 出席率
10月27日~11月03日 0 0 0 0 0 0.00%
10月20日~10月27日 18 16 10 2 0 55.50%
10月06日~10月13日 18 16 9 2 0 50.00%
(注)上表のうち青色部は修正済み出席報告です。

幹事報告

【卓話担当のお知らせ】


11月10日  「地区大会を終えて」中嶋国際奉仕委員長
11月17日  「ロータリー財団月間に因んで」丸田ロータリー財団委員長
12月 1日  「年次総会について」中田直前会長
締め切りは一週間前になります。(IT委員会までメールでお送りください。)
it@hokkaido2500rotaryeclub.org

【その他お知らせ】

フォーラム欠席の方の活動計画書をそれぞれの棚に入れてあります。
近日中にお持ちいただき、中を確認お願いします。

【ロータリーレート】
10月は 1ドル 149円
幹事 中村 孝俊

委員会報告

【危機管理委員会】NEW
危機管理委員会より全体メールに「危機管理委員会NO2」を流してますのでご覧ください。
危機管理委員長 大島 義孝


【親睦委員会】
親睦委員会の活動として、会員の近親者やパートナーなどにロータリー活動の協力、満足度向上のためメモリアルな日(誕生日や記念日等々)に花を送るメモリアル活動ですが、今年も行いたいと思い ます。
ニコニコボックスは、会員がご自身の喜び事、祝い事、お礼、近況報告、些細な失敗などを面白おかしく披露するとともに、会員が自発的に善意を拠金にて表現するものです。
集まった善意はクラブの奉仕活動の基金として活用させていただきます。
ニコニコはウェブサイトからもできます。
こちらもご利用ください。



親睦・ニコニコボックス・職業分類委員長 泉 友洋

雑誌委員会報告

ロータリーの友、9月号をEクラブ会員みなさまの
棚に入れてあります。随時受け取りを
お願いします。
お手元にあるロータリーの友をご覧ください。

雑誌委員長 中田 雅昭

卓話

「米山月間に因んで」


10月は、国際ロータリー(RI)理事会が定めるロータリーの特別月間「地域社会の経済発展月間」や、10月7日を含む1週間を「ロータリー学友参加推進週間」に加え、日本独自の月間テーマとして「米山月間」とされています。また、ご承知のとおり10月24日は、国際ロータリーとポリオの撲滅に取り組む世界中の団体がポリオウイルスの無い世界の実現に向け、想いをひとつに協力を呼び掛ける「世界ポリオデー」とされています。

本日の卓話は、「米山月間に因んで」と題し、ロータリー米山記念奨学事業の基本や意義について、改めて確認していきたいと思います。


はじめに、当クラブの藤岡パスト会長・中田直前会長年度に世話クラブとして、韓国・中国の奨学生のカウンセラーとなって日常の相談役を務めました中嶋会員並びに、菅野会員に衷心より敬意を表します。

ロータリーを学んだ希望の奨学生のご健康とご多幸を願っております。

私は、前クラブでは根室西RCに所属。北海道根室市は、大学機関が無いため奨学生を受入れできませんでしたが、小委員会に米山記念奨学委員会があり、米山を冠する国際奉仕に関心を寄せておりました。また、毎年クラブの普通寄付をし、特別寄付では個人寄付者の米山功労者、米山功労者マルチプルなど9人在籍。私もポール・ハリス氏と共に米山梅吉翁に関心を抱いていました。2024年5月19日奉仕の人 米山梅吉翁の米山梅吉記念館を妻と二人で訪ね、奉仕と開拓の精神を学びました。

前長文になりましたが、確認後は所感を述べて終わりたいと思います。


ロータリー米山記念奨学事業とは、全国のロータリアンからの寄付金を財源として、日本で学ぶ外国人留学生に(主としてアジア諸国、又はその他のロータリー所在国の学生又は学者が対象)奨学金を支給し、支援する日本のロータリー独自の全地区合同による国際奉仕事業です。
事業の使命は、将来、日本と世界とを結ぶ「懸け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる人材を育成することで、これは、ロータリーの目指す「平和と国際理解の推進」そのものです。

従って、当米山財団の設立趣意書に基づき経済的に厳しい日本人は対象になりませんが、国の支援とは別に、ロータリー財団の中のグローバル補助金や、地区補助金などで日本人学生を支援する事が可能です。


事業の特徴は、交流を大切にしていることです。奨学生は毎月1回以上、世話クラブの例会に出席し、会員との交流に依って日本の社会を知り、ロータリーの奉仕の精神について学びます。また、奨学期間終了後は米山学友会の入会や、他の留学支援同様に「ロータリー学友」として、国際ロータリーの国際的コミュニティに参加することができます。そして、特長の一つ目は、世話クラブ・カウンセラー制度。2つ目は、日本最大の外国人留学生を対象とする民間国際奨学事業です。今年度は奨学生数964人、2024-25年度決算事業費は15億9千万円、これまでの累計奨学生数は24,830人(7月)、その出身国は世界134の国と地域に及びます。


次に、歴史を確認します。-70年以上に亘り受け継がれている事業-

偉大な日本のロータリーの創始者、故・米山梅吉翁の偉業を記念し、後世に残るような有益な事業を立ち上げたいと、1952年、東京ロータリークラブが発表したのは、海外から優秀な学生を日本に招き、勉学を支援する奨学事業、「米山基金」の構想でした。

構想を発表した古澤丈作会長。そこには、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために、国際親善と世界平和に寄与したいという、戦後のロータリアンたちの強い願いがありました。

(「ロータリー米山記念奨学会史より」)「将来の日本の生きる道は平和しかない。その平和日本を世界に理解させるためには、アジアの国々から一人でも多くの留学生を日本に迎え入れて、平和日本を肌で感じてもらうしかない。それこそ、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないだろうか」と。1953年「米山基金」の募金開始、翌年タイより奨学生第1号が来日。構想発表からわずか5年後の1957年、全国のロータリークラブに参加を求めて以来、日本全国のロータークラブの共同事業へと逐年発展。1967年、財団法人ロータリー米山記念奨学会を設立し、(安定財源として普通寄付金による一定収入が見込まれると文部省(当時)を説得し、国内全クラブから普通寄付の確約もらうことを条件に財団法人設立許可を得た)歴史的にも世界に類を見ない日本のロータリー独自の多地区合同活動となっています。

ここまで事業の基本の意義と成り立ちを確認して参りました。

さて、ロータリーの二人の先達。はじめにポール・ハリスは、『ロータリーの理想と友愛』のなかで「明日のロータリー」という一章を設けて若者のために語っています。ポール・ハリス自身も青年時代アイオワ州立大学卒業後、自国の至る所を遍歴し三たび大西洋を渡って世界の実情を学び真の人生を経験しようと行動しました。米山梅吉翁は、19歳で渡米し在米8年間にいくつかの大学で法学等修学。日本鉄道会社入社後、29歳の時に合名会社三井銀行入社。その後56歳の時日本で初めて信託業を創業した人でもあり、晩年の69歳の時に私財をなげうって母校である青山学院のために緑岡小学校(現青山学院初等部)同幼稚園を設立し自ら校長兼理事長に就任しております。また、苦学生に対する学資の援助をされております。

東京ロータリークラブ創立の6年前に「新隠居論」の発表文を見ますと(「實業之日本」大正3年8月15日号)報恩と社会奉仕の趣旨を述べておられます。翁が有言実行された「奉仕と開拓の精神」・「創意」は、多くのロータリアンの行動規範にしっかり刻まれていることを思いますと改めて翁の先見性と偉大さ、そして伝承して頂いていますロータリアンの先輩の皆様への畏敬の念しかございません。多くのロータリアンが青少年への奉仕に力を注いています。ロータリーの偉大な先達者のお二人に共通していることは、次の時代を担う青少年の教育を国家という垣根を越えて大切に考えていこうとの熱き心が私の胸に迫ります。私の人生の恩師のお一人に教育は何のために有るかと問いに、それは子供たちの幸福のためであると人生地理学にありますが、東京ロータリークラブが戦後の日本の世界からの信頼を勝ち取る行動として、海外の学生を招くとの構想は米山の名を冠する誇りと、国際親善・世界平和実現への大きな布石になったことに驚きを禁じ得ず、現代では、日本全国のロータリアンが支援する国際奉仕事業へと大きく拡大されました。そして世界で多くの米山学友がご活躍されている記事を拝見しますと、私も少しはお役できているのかなと感じております。私は、「奉仕の理念」より、翁がいう「奉仕の理想」との表現がいつも胸にストンと心に響きます。


ローターアクトクラブの会員や、ロータリークラブの会員の減少しつつある現況をみるとき、ロータリーの心『寛容』の言葉とともに多くのロータリアンの皆様とロータリーを熱く語り会いたいと思います。人類の希望である世界の青少年・青年男女の幸福と世界平和を拓くために。

例会ご出席のロータリアンの皆様、大変にありがとうございました。

インターアクト委員長・危機管理委員長 大島義孝


投稿内容をご記入ください。※100文字以上、2,000文字以内で投稿してください。