例会

歌の斉唱

只今より、第104回例会を開催いたします。

　私が今の町内会地区に移り住んで３１年になります。
子供４人、近所の方に可愛がっていただき、お世話になりながら大きくなり、皆、社会人になりました。花見、お盆の子供会、観楓会等、色々な行事があります。
町内は旭川市内でも住宅街で、戸数は１８０戸、他マンションが多くあります。

　旭川の統計上、 町内会加入世帯数 104,924世帯
（住民基本台帳世帯数 176,629世帯 平成27年4月1日現在） 町内会加入率 59.4
パーセントとのこと、町内会は最低限のお付合いと思うのですが　…

　引っ越すにあたり親に言われたのは「隣近所はもちろん、町内会の班長、町内会長に挨拶に行くように」ということです。大事なことですが、このようなことを子に伝える親は、あまりいないと思います。(旭川では皆無に近いかもしれません。)
　私は町内会役員として、班長(毎年交代)は３回くらい、会計部長数年、総務部長数年つとめ、現在、副会長を長くつとめています。また、１０年以上、民生・児童委員も務めています。

　人によっては自分のこと以外関心がなく、「人のためには舌を出すのもめんどくさい」という方もいます。普段は、「個人情報とかプライバシーと言い…放っておいてほしい」と言うのに、困った時だけ、「何もしてくれない」と文句ばかり言う方もいます。
…間違った個人主義が蔓延し、「世のため人のため」とか「公共の福祉」といった概念が薄くなっています。
　また町内会では、高齢化が進んでいるのと役員のなり手がいないのが問題になっています。現役を引退し、毎日が日曜日の方も、町内の役員をする方はあまりいません。

　私は、仕事でも町内会等の役員でも【忙しい方こそ是非なるのが理想】と考えています。忙しい方は、実行力があり行動が素早く、スケジュール管理が上手なので、空いた時間を作って色々な役をこなせると思います。
　格言に「仕事は忙しい人に頼め」　というのがあります。

　隣との関係も、民法の相隣関係（そうりんかんけい）…隣地使用権（209条）から境界線隣接地帯に関する権利(238条)まで規定されています。
北海道では、除雪の問題もあります。我が家は、お隣同士、除雪は自分のところと、さらに少しだけでもお隣の分もすることが多く、普段の挨拶はもちろん、気持ち良い近所付き合いをするように心がけています。

　普段の生活の最も基本の近所付き合いを大事にしすることが、人生を豊かにすることにつながると思います。さらに、地域が、日本が良くなることにつながるとも思います。